南越前町担い手農家インタビュー「私たちの営農💪」その4
- 2022.02.01
- 仕事
その4 小不動勝史さん
氏名または名称 | 小不動勝史 |
作業場所 | 合波 |
経営概要 | 水稲10ha ブドウ数棟 |
特徴等 | 昔ながらの農業にスマート農業(ドローン等)の良いところも兼ねあわせた農業を営んでいます。 |
Q.農業をはじめたきっかけを教えてください
A.担い手農家であった父親が亡くなったことをきっかけに引き継ぎました。米・麦だけからブドウを追加しましたので、形としては継承プラス新規開拓ですね。
Q.作付け品目を教えてください。
A.米、ブドウ、麦、蕎麦、柿、レモン、野菜少々です。
Q.住民との繋がりについて
A.住民との繋がりは大切です。いろいろな人との繋がりが出来て相談にも乗ってくれますし、行事に参加することによって顔も覚えてもらえます。
Q.町にサポートして欲しいことはありますか?
A.特別な苦労していることはありませんが、南越前町(農林水産課)は色々と親身になって相談に乗ってくれますよ。
Q.今後の展望を教えてください。
A.現在の水田面積では収入面に不安が残るので果樹を増やしたいです。ブドウ作りも癒されますよ。
Q.農業を始めるにあたって準備することを教えてください
A.初期費用があればあるに越したことはありませんが、熱い心を準備することが大切です。気持ち次第で何でもできますし、農業のある生活も楽しいと思います。失敗もあると思いますが、とにかくくじけずに続ける事です。
また福井県では、園芸カレッジでの研修や就農相談会も開催していますのでそういうコースに参加するのも一つの選択肢だと思います。やりたい品目が決まっていても実際に取り組んでみると自分に合わないと感じることもありますからね。
Q.初期費用はどの程度かかりますか?
A.水稲の場合2000万円程度かかります。機械が必要なので想像以上にかかると思います。
補助事業を活用出来ますので、県や町に相談すると良いですよ。
Q.農業だけで生活は可能ですか?
A.頑張れば可能だと思います。僕も農業に興味があって最初は兼業農家から始めて、専業農家になりました。ブドウは始めてよかったです。南越前町はお米の専業農家さんが少なくありません。品目を増やしてもおもしろいと思います。例えば、ブドウやつるし柿などがあります。農業の魅力は無限大だと思います。
執筆 中谷
お問い合わせ先
南越前町役場 農林水産課
tel : 0778-47-8001